2011買ったよリストまとめ。

2011年中に買った本
・漫画(ブクオフとか) …377冊 (前年比+204冊)
・漫画(定価)     … 18冊 (前年比+10冊)
・その他(ブクオフとか)… 33冊 (前年比+ 13冊)
・その他(定価)    … 9冊 (前年比+ 6冊)


今年は漫画たくさん買ったなぁ…っていう実感はあったけれども
まさかの1日1冊読んでも終わらない換算にびっくり。
ブクオフで買ったうち、多分半分くらいは読んでないので
ダブリ率も高くて困ったものです。
積読だけじゃなくて、全巻揃ってから読もうとしまってある漫画が多いので
予想外に連載長かったりすると、本棚圧迫されまくり。
完結してから買えばいいんだと思うけども、ブクオフのセールに
遭遇すると買っちゃうんだよねぇ。

以下2011年お気に入りラレッツ。
今年はたくさんあります。
毎年のことですが、私が今年読んだっていう括りなので新旧入り乱れてます。

ケーキを買いに/河内遥 全1巻
今年はこの一冊をきっかけに、河内遙さんの著作を
買いあさりました。作者買いする機会がめっきり激減してたけども
これから追いかける作家さんに出会えて幸せです。
この方の描かれる男子は容姿とか絵の上手さとかと別の部分で
大変魅力的で、なんかエロイのです。
自分の書いた感想メモを見ると、ことごとく『男子がイイ』と
書いてあるので、相当男子がイイのだと思います。

僕の初恋をキミに捧ぐ/青木琴美 全12巻
我ながらまさかのお気に入り。
青木琴美さんの絵がどうしても受け入れられなくて、掲載誌買ってる時から
全く読んだことが無かったんだけれども、漫画は絵じゃないなーって
ちょっと考えを改めさせられた。
最終話で『ああーーー…っ』て声あげて、結構本気で泣いて引き摺ったよ。
最終回が秀逸な少女漫画。こういうラストはズンッとぐんっとくるもんだ。
しかしこれの前に『僕は妹に恋をする』も読んだけど、そっちはムリだった。
近親相姦ものと思いきや違うんでしょ?と思いきやホントに近親相姦とか。

しゃにむにGO/羅川真里茂 全32巻
面白いという噂は聞いていたものの、全32巻って
生半可な気持ちじゃ手を出せないぜ……!!と躊躇していた一作。
テニスの漫画だってことすら知らずに一気に全巻買ってそのまま一気に
読んだけど、こりゃ素晴らしいです。
確実に少女漫画枠じゃないんだけども、少年漫画とするには
心理描写だったり人間関係が繊細で複雑過ぎるというか。
きっとどこの雑誌に載ってても、ちょっと浮くんだろうなぁ。

砂時計/芦原妃名子 全10巻
内容全く知らずに全巻まとめ買いして、前知識なく読むには
色々衝撃的すぎたなんかすごい少女漫画。
とにかくバッドエンド臭しかしなくて不安要素だらけで展開していきます。
例えるなら昼ドラだ……!!と思って読んでたんだけどもね、実際昼ドラ化
されてたっていうからすごいね、お見事だよ。
小学館の少女漫画にはもう何も期待しないわー…って時期が
しばらくあったので、知らなかった名作に出会って打ちのめされる機会が
今年は何度もありました。

女のはしょり道/伊藤理佐 全1巻
伊藤理佐さんの美容にまつわるコミックエッセイ。
なんとVOCEに連載されていたのですね。
やっちまったよ一戸建て!!もとても面白かったし
この方の明るく自虐的なコミックエッセイ大好き。

西原理恵子の人生画力対決(3)/西原理恵子 既刊4巻
漫画じゃないけど、どの巻もよく笑ったー。
その中でも3巻を猛烈に推します。
この企画自体、なんかもう福本伸行先生の為にあるんじゃないかと思うね。
なので逆に福本先生のいない回との温度差も激しく、難しいのだけれど。


連載中でこの先も楽しみなの何個か

オレンジチョコレート/山田南平
気がついたら大きな起伏もなく淡々とほのぼのとしてるんだけど
何故かとても好き。
南平さんは空色海岸で締め方に感動したので、この先も安心して待ち。
……というのはちょっと嘘で、妙な展開しないでねーってドキドキで待ってます。

ふたりエッチ/克亜樹
まさかの。
内緒だけど30巻くらいまで、新刊追ってました。
さすがにマンネリ過ぎてブクオフでも40巻区切りでもうやめようと思ってたんだけども
やめられなかったんだよねぇ。なので、楽しみってのとはちょっと違うかも。
現在42巻まで持ってますが、特に何も起こらず今まで通りです。

失恋ショコラティエ黒薔薇アリス脳内ポイズンベリー/水城せとな
せとなさんの漫画だけは発売日にウッキウキで買います。
どれも間違いなく面白いんだけど、もうちょい定期的に出るといいなぁ。
今年あたり、このマンガがすごい!とかでババーンと取り上げられちゃうんじゃないかと
不安でしたが、何故か毎年微妙なラインに留まっていますね。
黒薔薇アリスは女性向けだと思うけど、失恋ショコラティエは男性にもオススメ。


今年序盤は、漫画は絵じゃないなーって気分になっていたのですが
進撃の巨人読んだらいやぁでも最低限の画力はやっぱ必要だわ、って
イラっとして、画力対決でいやまぁでも下手な漫画家も必要だよね…と
感情がめまぐるしく移り変わった年でした。

海月姫だとかアイアムアヒーローだとか、有名どころもたくさん読んだ
1年だったけど、どれも面白かったなー。
話題になる本ってやっぱ面白いんだなぁ!!とか、ミーハー買いもいいもんだと思った。

しかし超話題作の花のズボラ飯は、気持ち悪くて最後まで読めなかった。
生理的に無理って漫画に出会ったのは衝撃的でした。
汁っぽい表現も台詞も主人公のキャラも全部受け付けなくて
汚物の中で太ったおばさんが汚物食ってる漫画にしか見えないので
なんかもういっそみんな読んでみて欲しい。
絵柄はかわいいんだけどなぁ。
ハフハフモフモフ食事する様子に嫌悪感ある人は、そういう漫画も苦手ってことだな。
食事中は口を噤みましょう。


ということで今年のいちばんは、河内遙さんの『ケーキを買いに』でした。
自分の感想メモを素直にまとめると河内遙さんの描く男子がイイ、に尽きる1年。
よい年でした。

→2010買ったよリストまとめ
→2009買ったよリストまとめ
→2008買ったよリストまとめ
→2007買ったよリストまとめ

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コメント

  1. 寿乃 より:

    毎年この時期のまとめを参考に、お正月は漫画を
    まとめ買いしています。
    去年はすごい気になったから、あずきちゃんも買っちゃったよー。
    そして今年は『汚物の中で太ったおばさんが汚物食ってる漫画』が
    読みたくなってしまったので、とりあえずズボラから買ってみます。
    まさかこういう売り方なのかね、まんまとなのかね。
    まんまだけに?
    河内遥さんの本は今年たくさん見かけるねー。
    ズボラと合わせてケーキを買いに、も買いにいきます。
    食べものばっかじゃないの。

  2. マツ村 より:

    >寿乃さん
    まんまだけにまんまね!!
    まさかの卑猥ネタ!?とか疑ってメンゴメンゴ。
    やーでもホント、賛否あるの承知ですごい推してる感があるね。
    これが女性向けの1位って驚きだよ。
    とか云いつつ、ケーキを買いに、もなんかエログロというか
    あれな感じだなーと思いました。
    書き残すのもなんだかなーと控えてたんだけども
    ズボラ飯は、スカトロ的な不愉快さです。