青春。
大神島に船で向かっている時からずっと、こんなふわぁとした雲が
大きく広がっています。
そうかこれがパワースポットか……と納得しそうになる光景ですが
地元の人が大切にしている場所を、そんな安っぽい名前で呼ぶとは何事か派なので
必死で打ち消す道のり。
大神島は島内のほとんどが聖域とされている神聖な島だそうで
本当に来ていいものかどうか悩んでいたのですが、来ようと思った決め手はこれ。
ノッチと呼ばれる奇石です。
ごろごろある。
地表から転がり落ちた岩が波に根元を削られて、こんな形になったんだって。
当然ながらここからもどんどん削られていくので、数年で見られなくなって
しまうかも……という情報を見て、じゃあすぐ見に行こうとなったのでした。
不思議な雲と一緒に。
写真の色味が急に違うのは、一眼で撮った写真とiPhoneで撮った写真との違い。
補正すると嘘くさい色になるので、色がバラバラですが撮ったまま載せてます。
横から見るとこんなほっそい。
大神島は見て回れる範囲がとても限られていて、島に着いてから西に歩いてきたら
こんな感じの行き止まりに到着です。
島を一周する道路を作っていたら、重機の故障や関係者の病気などが
相次いだため、未完成のまま中断されているとのこと。
ちょうどノッチが見られるあたりで、道路が終わっていますよ。
漁港まで引き返しまして、食堂へ向かいます。
この日は猛烈に暑くて、日陰の無い道を行って戻ったので探索は
短時間だったけれどもすでにぐったり。
ここはこの島唯一の食堂『おぷゆう食堂』さんです。
大神島は島ダコが有名とのことで、お食事もタコです。
カーキダコ丼セット800円。
カーキというのは薫製って意味なんだそうで、香りの良いタコがタマネギと
炒められていて甘くて美味しい。
セットはカーキダコ丼とオクラともずくが付いているんだけども
オクラもやわらかでセットの全てが美味しかったよ。
追加で頼んだサザエは1つ150円。
なにやらつるりとして所々カラフルな、不思議サザエ。
食堂の外には釣り竿が。
平和ですね。
おぷゆう食堂の横には、大神小学校と大神中学校の跡地があります。
もう校舎も取り壊されていて、さびしい風景。
集落に続く道を少しのぼってみた。
とにもかくにも暑くてぐったりだったので、展望台に行く体力も気力もなく
大神島探索はノッチ見学だけで終了。
自販機なども無いので、夏場に行くなら飲み物必携。
おぷゆう食堂さんでも売ってました。
ちいさなポスト。
郵便局の制服を着た人が船で島へ向かってらして、すごい仕事だなぁと思ったよ。
船の待合所かな。
貴重な唯一の日陰ですね……。
あっという間だけど船で宮古島へ帰ります。
11時発の船で大神島へ向かい、13時発の船で大神島をたつ強行ですが
このくらいの短時間でも堪能出来るので、気軽に来られます。
ぐったりしたので、帰りは客室内で……。
全国の指名手配犯がずらりと載ったポスターが貼ってあって
そういえば船の待ち合い所で逮捕されたとか聞くもんなぁと実感した。
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