大阪から移動しまして、ここは奈良の薬師寺です。
大人の修学旅行はここからが本番。
薬師寺は現在東塔の修理中ということで、東塔上部に取り付けられていた
水煙が下ろされて、薬師寺東塔水煙降臨展が開催されていますよ。
ちなみに左にいるかわいいのは奈良キャラの『しかまろ』くんです。
入場チケットがステキデザイン。
四方が切り取れるようになっています。
写真撮る間もなく入場口で容赦なく切られてしまったので、手前の
薬師寺入場チケットは切り取られ済み。
で、入場したものの、電車を降りて最寄りの入り口から入ると
どうにもこうにも裏口から入ったような場所だったので
正面入り口に回ってみました。
薬師寺手水舎。
薬師寺金堂。
すでに16時過ぎなので、混み合う事もなく静かな薬師寺です。
中には薬師三尊像が祀られているのですが、その中の月光菩薩のなまめかしいこと…。
なにその腰!!ってびっくらこいた。
ポストカードとか売ってたら欲しいくらいの衝撃度でした。
今まで、どこの月光菩薩、とかいう認識は全くなかったけども
当たり前だけど一体一体全く違う姿なんだよねぇ。
薬師寺西塔。
こちらは大規模修理中の東塔。
工事中の姫路城でもかかってたと思うんだけど、文化財の工事にかける幕は
白と灰色のツートンって決まってるのかな。
さてこちらは、東塔水煙降臨展の東塔水煙です。
なんと写真撮影自由ということで、しかもカメラをぶら下げてる私に
どうぞ撮っていって下さいねー!!と声までかけてくれる親切さ。
飛天像の透かし彫り。
水煙(すいえん)っていうのは、炎のようにメラメラしたデザインなんだけども
名前的には火や火事を避けるためにそう呼ぶんだそうな。
日本人らしい発想ですな。
相輪。
それぞれの輪は、真ん中の柱に固定されているのではなくて
穴がぴったりサイズに作られているんだそうだよ。
左後ろに写っているのは、修理に使うらしい台湾産の大木。
心柱には薬師寺建立の由来が書かれているのだそう。
帰ってから調べたら、天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して建立したんだそうで
とってもなるほどだった。
東塔水煙降臨展から出ると、もうすぐ夕暮れ。
今目の前で見た水煙が、実際取り付けられるとあんなに遠いんだなぁと思うと
なにやら不思議な感覚になるね。
東塔修理中と見たときには、なんだよー!!ってなったけど
帰る頃には、いい時に来たなぁという気分に。
修理中の東塔に、西塔シルエット。
そうこうするうち、17時になって参拝時間終了です。
鐘の音を間近で聞いて、じんわり。
じんわりした所でまたたこ焼きです。
大和西大寺駅の中にあったくくるさん。
ここでもまた、ノーマルのたこ焼きも食べたいけど
どうしても変わり種を選んでしまうよね……ということで
豚ねぎたこ焼。
ソースではなくて醤油ダレがかかっていて、お上品系で美味しい。
同じく大和西大寺駅の中で買った、柿の葉寿し。
単品購入も出来るんだけども、どれもこれも食べたかったので
こんなたくさん入ったセットで購入。
今の季節は焼きさんまの柿の葉寿しが期間限定販売中でした。
定番モノのサーモンが感動的に美味しかった。
柿の葉寿しは、葉っぱの香りがして酢の香りが全くしないので
もしかして酢飯じゃないのかな?と思ったけど、酢が控えめみたい。
優しい味わいです。
こちらは薬師寺のお土産、白凰繪皿。
平山郁夫画で、薬師寺の天井画とおそろいなのです。
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